個人売買でHondaのFTR233というバイクを中古でゲットしました。
バイク免許取ってから全然乗ってないからペーパーライダーですが、怪我しないように練習してバイクライフを楽しみたいっすねー。
バイクを公道で走らせるためには自賠責保険に加入して、行政機関にバイクの登録をしてナンバープレートの交付を受けなければなりません。
これを無視すると国家からきっつい処罰が下ることになります。
バイクをお店で購入する場合は、ナンバーの交付や名義の登録などはショップがやってくれます。
しかし、個人売買であれば、自分でやるか行政書士の先生に依頼するかの2択となります。
登録のためには自分の住んでいる地域を管轄する陸運局という役所で登録する必要があります。
PONは練馬陸運局に行ってきました。
バイクの名変が終わったので、備忘録として記載しておきます。
1.陸運局に行って申請書をゲットする
個人売買をする前に前もって陸運局に行って申請書面1式をゲットしておきました。
2通のカーボン式と1通のOCRみたいなやつの3つの申請書面で1セットになってます。
軽自動車届出済証返納届の用紙 (カーボン)
軽自動車届出書の用紙(カーボン)
軽自動車税申告書(OCR)
相手からしたら、名変が確実にされるかどうか?というのは不安なところでしょう。
売買契約をして決済も終わったら、その場で申請書に必要事項を記載することでその不安を軽減できるかもしれません。
2.売買の相手方から軽自動車届出済証とナンバープレートを引き渡してもらう。
この2つは陸運局に提出します。
忘れずにもらっておきましょう。
ない場合は再交付してもらう必要があります。
決済をする前に相手がきちんとこれらを持っているかを確認しておいたほうがベターです。
軽自動車届出済証は最重要書面で、原本じゃないとダメです。コピーだと申請は却下されます。
3.申請書(軽自動車届出済証返納届の用紙)に必要事項を記入し、相手方に印鑑を押印してもらう。
決済が終わったら可能であればその場で必要事項を記載します。
この申請書(軽自動車届出済証返納届の用紙)には、相手方(旧所有者)の軽自動車届出済証の情報を記載します。
PONは相手に記載してもらいました。
申請書はカーボン用紙になっているので筆跡は強めで。カーボン転写が薄いと窓口で注意されます。
PONが窓口で申請しているとき、隣で頭の薄いおじさんが筆跡が薄い!と注意されていました。
申請書(軽自動車届出済証返納届の用紙)の中にオレンジ色の紙で譲渡証明書というのが綴られています。
このオレンジ色の紙には新所有者(自分)の氏名住所などを記載します。
相手方の押印が必要な箇所がありますので忘れずに押してください。
この印鑑は認印でもよいとされています。250ccのバイクでは印鑑証明書の添付までは求められていません。
時間がないときは100均で認印をゲットして押印してもいいかもしれません。
4.相手方の自賠責保険が切れていたので、自賠責保険に加入する。
新しいナンバーを交付してもらうためには、自賠責保険が有効でなければ申請は却下されてしまいます。
忘れずに加入しておいてください。
セブンイレブンで自賠責に加入するなら、事前に情報を自宅のパソコンで入力できるので手続きがめっちゃ楽でいいです。
自宅で入力したあとは、店頭のマルチコピー機でちゃちゃっと終わります。操作マニュアルや注意事項も記されているので初めてでも簡単に手続きが進みます。
保険料は3年で15720円でした。(2018年9月現在)
自分の住民票の写しをゲットする。
この住民票の写しは発行後3ヶ月以内のものである必要があります。
マイナンバーカードがあればコンビニでゲットできるはずです。
PONはこういうときに備えてマイナンバーカードを発行していました。
が、メンテナンス中ということでコンビニで発行できず、PONはわざわざ役所まで取りに行くことになりました。
陸運局へ向かう途中のセブンで自賠責加入と同時にこれもゲットするつもりだったんですがめっちゃ予定狂いました。
役所の窓口は空いてて待ち時間はゼロなのに、紙切れ1枚印刷するのに10分以上待つのはマジでありえない。
なんのためのマイナンバーカードなのか?
メンテナンスなんて夜中にやってほしいものです。
住民票の写しは前もってゲットしておくのがよいでしょう。
交付を受けるために400円と無駄な時間がかかります。
マジでありえない。
政府の失敗という概念を大学のときに知りましたが、身をもってこの非効率を味わいました。
6.練馬陸運局に到着。
住民票のせいで11時半に練馬陸運局に到着。予定では11時前に着いていたはずなのに。
11時45分で午前の申請は締切。マジでぎりぎり。
まずはナンバープレート返却するためB棟に向かいます。
このとき、ナンバーを窓口に提出すると、相手方からもらった軽自動車届出済証に印鑑が押され返却されます。
これと申請書面1式を持ってD棟へ行くように指示されます。
7.D棟に行って申請書一式を提出する。
D棟に行って申請書一式を提出します。
書き方がわからなくても窓口のお姉さんが丁寧に教えてくれます。
PONは軽自動車税申告書の記入に不明点があったので説明を受けた後に記入しました。
申請書作成のための机、ボールペン、朱肉もあります。
添付書類や印鑑が揃っているなら現地ですべての申請書類を作成するのも可能です。
提出した書類は、なんかスタンプなど押されたりして申請書が返却されるのでそれを持ってA棟へ行くよう言われます。
8.A棟に行って受付。
この時点で11時44分。
申請は11時45分まで。
めっちゃギリギリ。
陸運局への到着が11時30分をすぎていると間に合わない計算になりそうです。
自分が受付の紙を発行した後、「受付締め切りまーす!」という担当者の声が部屋に響き渡る。
なにやら提出した書面にスタンプが押され、それを持ってB棟へ行くように指示されます。
9.ナンバープレートの交付
A棟で受け取った紙を提出して520円支払うと自分用のナンバープレートが交付され、すべての手続は終了です。
かかった費用
申請書 100円
住民票の写し 400円
ナンバープレート代 520円
自賠責保険3年分 15720円
計16740円
おわりに
行政書士の先生に依頼すると+5000円〜15000円くらいかかるようです。
中古バイク屋で購入した場合、ショップも行政書士の先生に依頼しているようなので、バイク屋の人件費が更に乗ってくることになります。諸経費ってやつです。
バイクの名変は15分くらいで終わりました。
ただ、陸運局へは早めに行くべきです。11時半到着ではギリギリすぎます。
経費を抑えたい人や時間のある学生さん、平日休みの人は自分でやっちゃうのがおすすめです。
難しいことは何一つないし、添付書面もチェックリスト作っておけば忘れることもないでしょう。
なお、2018年9月時点の練馬陸運局での申請を記載したものになります。
他の管轄の陸運局だと、申請が異なる可能性もございます。
今後、申請の流れや添付書面の変更がされる可能性もあります。
申請する時点でこの記事以外の最新の情報も調べていただくようお願い申し上げます。
不安であれば行政書士の先生に依頼するのが一番確実です。