日光浴びていますか?
太陽光を浴びると皮膚でビタミンDが作られます。
そしてこのビタミンDには健康上のメリットがたっぷり。日光浴をしてガンガン作りたいものです。
でも、最近は紫外線(UV)がヒトに害をもたらすかもしれないってことで盛んに日焼け止めを始めとした対策が進んでいます。
そして、ビタミンDの皮膚での合成力は加齢により衰えていくことも知られています。
この日焼け止めと加齢のコンボで、現代の日本人(オッサン世代以降)はビタミンDが慢性的に不足しているケースが見られます。
ビタミンDとはなにか?
ビタミンDはビタミンと名がついていますが、ホルモンの一種と言われています。
というのも、腎臓や骨、腸管、さらに、筋肉や神経、心臓など、体内のほとんどの組織で、ビタミンDを受け入れる細胞(=受容体)が見つかっています。
ビタミンDは、細胞の核内に入り込み、その受容体とくっついて力を発揮し、免疫調整や代謝機能をコントロールしてくれます。
このようなホルモンのような働きをしているから、ビタミンというよりはホルモンではないか?と専門家の間で言われています。
このビタミンD、ヒトにとってめっちゃ重要なのに日焼け止めによってガンガンカットされている悲しい栄養素の一つです。
免疫調整や代謝以外にも働きはあって、細胞に増殖するよう命令を出したりします。
また、太陽光に含まれる赤い光もコラーゲン生成を促すシグナルと言われています。
太陽光を浴びてビタミンDを作ることは肌にとっても良いことだといえます。
このように、ヒトにとって欠かせない機能を持っています。
ビタミンDが足りてないとどうなる?
ビタミンDの欠乏が様々な症状を引き起こすことが最近の研究によって明らかになってきています。
気になる点をピックアップしてみました。
太る。そして、おデブさんのほとんどはビタミンD不足だと言われています。
その理由として、ビタミンDが皮膚で合成されると体脂肪の中に蓄えられ、体脂肪の多い人は生物学的に利用しにくくなってしまうとされています。
さらに、正常体重の参加者と同量のビタミンDを摂取しても、おデブさんは血液のビタミンD濃度がずっと低くなることが示されています。
うつ病。夏季より冬季に多く、日光との関連も示唆されています。
うつ病のサーファーってあんま見ないですもんね。
関節炎。骨や関節の症状を持っている人の8割はビタミンD不足だと言われています。
自分ももちょうど太りだしてから膝の痛みが出てきました。原因は不明。
登山にいくと、上りは平気だけど下りは地獄の痛みでザムストのサポーターが欠かせない状態で苦しんでおりました。
そんなときに、糖質制限を始めたと同時にビタミンDのサプリを海外通販で買って飲むようになりました。(5000IU)
するとずっと続いていた慢性的な膝の痛みがなくなってきました。
まぁ、肥満によってビタミンDが不足したのを補ったから良くなったのか?それとも糖質制限で体の炎症が減ったからなのか?
タンパク質の摂取を増やしたから修復がすすんだのか?
どれが原因かは特定できませんが。健康に目覚めるとよいとされていることを試してみたくなるので何が原因なのか特定できません。
その他、あらゆる不調の影にビタミンDの欠乏が関係していると言われています。
サプリで補ったり、日光浴をしてビタミンD不足を解消すると健康状態が良くなるかもです。
おわり